高松市藤塚町に暮らすTAKAMATSUSHI-FUJITSUKACHO

日本屈指の現代美術を所蔵する美術館

高松市美術館

「高松市美術館」エントランス
「高松市美術館」エントランス

市民の文化・芸術の振興発展に大きく寄与し続けている「高松市美術館」。多様性に満ちたアートを紹介し、積極的に新しいことに取り組む同美術館は、戦後間もない1949(昭和24)年、名勝「栗林公園」内に公立美術館として産声を上げたのが始まり。瀬戸大橋が開通した1988(昭和63)年に現在の場所へ新築移転した。

JR「高松」駅から徒歩15分ほど、「高松丸亀町商店街」に隣接する場所にあり、利便性の高さから地域住民が行き交い集う「ひろば」としても利用されている。2015(平成27)年から改修工事が行われ、2016(平成28)年春にリニューアルオープンした。

「高松市美術館」外観
「高松市美術館」外観

「戦後日本の現代美術」、「20世紀以降の世界の美術(版画)」、「香川の美術(工芸)」を軸に1,700点以上の美術作品が所蔵されている。現代美術のコレクションは、日本屈指の質と数を誇り、国内外から高い評価を受けている。

「系統的な作品収集と保存」、「作品鑑賞の機会(展覧会等)の充実」、「豊かな感性を開く教育普及活動」、「未来を担う子どもの創造性を育む取組」、「地域等との連携によるにぎわいや交流の創出」をミッションとし、先人たちの文化芸術への思いを現代へと引き継いでいる。

展示室の様子 (撮影:宮脇慎太郎)
展示室の様子 (撮影:宮脇慎太郎)

年間を通し、多様な特別展を開催している。また、コレクション展は年間数回、展示内容が変わるため、訪問のたびに新たな作品に出会えることだろう。展覧会やイベント、ワークショップやコレクション展の情報はホームページで発信されているのでこまめにチェックしたい。

可動式の壁を活用し、さまざまな展示を楽しむ「市民ギャラリー」や、コンサート、ピアノの演奏発表にも利用できる「講堂」、ワークショップに適した「講座室」などの貸し施設もある。

多彩な文化芸術に触れられる (撮影:宮脇慎太郎)
多彩な文化芸術に触れられる (撮影:宮脇慎太郎)

2021(令和3)年3月には、同館1階に食堂がオープンし、和食を中心としたメニューをいただくこともできる。展示を楽しんだ後にゆっくりするのはもちろん、ショッピングの小休止に利用するのもいいだろう。

親子で楽しめるワークショップも開催される
親子で楽しめるワークショップも開催される

高松市美術館
所在地:香川県高松市紺屋町10-4 
電話番号:087-823-1711
開館時間:9:30~17:00(入室は閉館30分前まで)※特別展開催期間中の金・土曜日は19:00まで
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12/29~1/3)
https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/mus..

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