香川県高松市エリアの概要コラム

高松市伏石町で、都市のにぎわいと自然の潤いを享受する快適な暮らしを。

四国の北東部に位置する香川県。県庁所在地の高松市は県の中央部にあり、穏やかな瀬戸内海に面した都市だ。「高松」駅から「岡山」駅へは快速列車マリンライナーで1時間弱でアクセスできる。

本州四国連絡橋が架かりJR瀬戸大橋線で結ばれるようになる以前、国鉄(JR)の鉄道連絡船としての宇高連絡船(岡山県宇野港-香川県高松港)が本州と四国を結ぶ主要な幹線交通路であった頃から、高松市は四国の玄関口であった。そのため国の出先機関や全国規模の企業の支社や支店が集積している。

また、高松空港からは国内線は羽田と成田と沖縄、国際線ではソウル、上海、台北、香港、台中とを結ぶ便が発着しており、港町として発達してきた高松市の拠点でもある高松港からは、今でも神戸のほか、小豆島や直島といった島々を結ぶフェリーが就航している。高速道路の高松自動車道を利用すれば、四国の各都市をはじめ、岡山や神戸といった本州方面へも移動しやすい。
このように陸・海・空の交通利便性を備えているのが高松市だ。

高松市の気候は瀬戸内式気候で、年間を通して寒暖の差が小さく温暖。降水量は少なく、晴れの日が多いのが特徴だ。瀬戸内海はもちろん、山や川、田園など自然の景観が身近で暮らしやすく、「栗林公園」や「高松城(玉藻城)」、「屋島」といった人気の観光スポットも多い。また、瀬戸内の島々を舞台とした現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」が開催されることでも知られている。

「栗林公園」
「栗林公園」

そして、香川県といえば、やはり讃岐うどん。人口1万人あたりのそば・うどん店は5.08店と全国1位(出典:総務省統計局・経済産業省「令和3年経済センサス-活動調査」)。市内を歩けばいくつものうどん店に出会えて、おいしいうどんを気軽に食べることができる。

住み心地が高評価の魅力ある街

高松市が公開する「令和3年度市民満足度調査結果報告書」によると、高松市の住みやすさについては、「住みよい」と「まあまあ住みよい」を合わせた回答が90.8%に至る。高松市への定住意向については、「ずっと住み続けたい」と「住み続けてもよい」を合わせた回答が88.4%であった。大多数の住民が高松市の住みやすさを気に入り、住み続けたいと感じていることがわかる。

また、高松市の施策に対する満足度についての質問では、「消防・救急の充実強化(52.3%)」の次に「水の安定供給(48.8%)」に多くの回答が集まるなど、渇水対策が評価されていることが読み解ける。

「高松市の施策に対する満足度(出典:令和3年度市民満足度調査結果報告書)」
「高松市の施策に対する満足度(出典:令和3年度市民満足度調査結果報告書)」

子育て支援制度充実で新生活も安心

高松市には、暮らしや子育てをサポートする制度も多数存在する。「高松市東京圏UJIターン移住支援補助金」は、東京、神奈川、埼玉、千葉の首都圏から高松市への移住者を対象とする制度。2人以上の世帯で移住の場合は80万円、単身で移住の場合は50万円を受け取ることができ、さらに18歳未満の子どもがいる場合には子ども1人につき100万円が追加される(補助金の申請には、一定の要件に該当する必要あり)。

「高松市出産・子育て応援ギフト」は、これから高松市で出産を考えている人にうれしい制度。「出産応援ギフト」は妊婦1人当たり5万円相当、「子育て応援ギフト」は新生児1人当たり5万円相当のギフトを、カタログから選択し受け取ることができる。カタログには、衣料品、ベビーフード、おむつ、おもちゃなど、バラエティ豊かな子育て関連商品が掲載されており使いやすい(子ども・子育て支援法が創設されたため「高松市出産・子育て応援ギフト」は令和7年3月末で終了し「妊婦のための支援給付」へ移行)。

高松市の子育て関連情報は、「たかまつ子育て情報サイト らっこネット」から確認可能。最新の子育て情報のほか、妊娠・出産に関する届け出、子どもの遊び場、保育園・幼稚園・こども園の情報、医療機関など、子育てに必要な情報が網羅されているのでこまめにチェックするのがおすすめだ。

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今後も発展が期待される伏石町エリア

高松市では、公共交通を基軸とした安全・安心な集約型都市の構築に向け「高松市都市計画マスタープラン」を策定。令和6(2024)年6月に改定された。市域全体では、コンパクトで持続可能な、魅力ある都市構造の実現を目指している。同マスタープランでは、地域別の構想も立てられており、伏石町が含まれる中部東地域については、道路網の整備や公共交通機関の充実、公園・緑地の計画的な配置、災害に強い市街地づくりの推進などがまちづくりの方針として定められている。今後もこの地域の発展は続く計画で、ますます便利で住みやすい街へと進化していくことが期待されている。

「太田第2土地区画整理事業」で道路や公園、上下水道などのインフラが整備されるなど、計画的に開発されてきたのが伏石町周辺だ。当時の事業で整備されたレインボーロードは、この地域のシンボルともいえる道。街路樹が植えられた美しい道路には商業施設がズラリとならび、地域住民の生活に欠かせない場所となっている。

「レインボーロード」
「レインボーロード」

利便性が高く暮らしやすいエリア

南北に通るサン・フラワー通りとレインボーロード沿いに、スーパーやドラッグストア、スイーツ店などが充実する伏石町。高低差の少ないフラットな街なので食料品や日用品の買い物は、徒歩や自転車で便利に済ますことができる。

交通アクセス面では、東高松バイパス沿いに2020(令和2)年に開業した高松琴平電気鉄道(ことでん)琴平線の「伏石」駅が最寄り。オフィス街や中心市街地の最寄りになる「瓦町」駅や「片原町」駅へは乗車10分以内、「高松築港」駅にも12分ほどで移動できる。

ことでん琴平線「伏石」駅
ことでん琴平線「伏石」駅

市民からの住みやすさの評価も上々の伏石町。今後もさらなる開発が期待され、ますます暮らしやすい街へと進化を遂げそうだ。

高松市伏石町で、都市のにぎわいと自然の潤いを享受する快適な暮らしを。
所在地:香川県高松市 

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